1.簡単に自己紹介をお願いいたします。
都内のベンチャー企業でコンサルタント兼営業をしています。
お客様先へのご提案/ご支援が本業ですが、社内DXの一環でSalesforceやGoogle Workspace(Google App Script含)を活用した業務改善や、営業活動の一環でSalesforceのMarketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)を活用したマーケティング業務も一部担当をしております。
学生時代、あるNPOでボランティア活動をしておりましたが、社会人になってからは 中々どこかに定期的に出かけて行ってボランティア活動をする事が難しくなってしまいました。
何か世のため人のためになる事を出来ればと思いつつも、中途半端にお手伝いしてもかえって迷惑になるかと思い 一歩を踏み出せずにいました。
そんな中、インターネットでNPO IT支援ネットワークを見つけ 自分でも出来る社会貢献の形としてプロボノ活動にジョインしました。
2.どのようなプロジェクトに参加したことがありますか?
ある大阪にあるスポーツ教室のNPO様における、会員管理のためのSalesforce構築のプロジェクトに参加しました。
当NPO様はその競技を通じた子ども達の育成に強い志を持った代表者様が運営なさっており、その活動にSalesforce構築を通じた管理業務の負荷軽減という形で微々たるものであったとは言え、お役に立てたことが大変嬉しく思っています。
3.プロボノでプロジェクトに参加することによって、どのようなスキルアップができましたか?
Salesforceの構築を0から行ったことにより、Salesforceがどのような形で動いているのかを実感値を持って認識することが出来ました。
普段 勤務先での業務では、既に構築されたSalesforceでレポートやダッシュボードを作る形で業務改善をしておりましたが、そのSalesforceの構築を0から進めたと事によって 本務でも活かせる知見やノウハウがついたことは副次的なものではありますが、大きな収穫でした。
4.プロジェクトに参加する上で、最も難しかったことは何でしたか?
業務上での苦労や困難を書くと格好が良いでしょうが、実際は時間の確保です。
当然、Salesforceの構築は初めてでしたのでキャッチアップも大変でしたが…
勤務先での仕事もある中で 如何に満足するプロボノ上での活動が出来る程度のリソースを産むかというポイントが最も難しかったです。
もちろん、IT支援ネットワークのPMの方がかなり配慮してくださりますので心配はありませんでしたし、これが理由で勤務先での仕事にメリハリをつけることが出来たと思っていますので 時間確保に苦労出来たのはむしろポジティブだったかなと思います。
5.プロジェクトに参加する際に、どのような準備をしましたか?
正直、特に事前の準備はしていません。
プロジェクトが始まってから様々なキャッチアップをさせて頂いた形です。
6.プロボノで参加することによって、自分にとって何が一番得られたと感じますか?
上述したSalesforceに関するノウハウはもちろんですが、このような形でも世のため人のためになる事が出来るのだという体験が出来たことが一番の収穫でした。
7.今後、どのようなプロジェクトに参加したいと考えていますか?
大きな理想を持ち志を持った方々が集まっていらっしゃるものの、ITに関するザクッとした悩みがあり「業務が効率化出来ればもっと理想の活動に集中出来るのに!」というNPO様に対し、“助っ人外国人” のような立場で「大きすぎず、小さすぎないIT導入」を通じたお役立ちが出来ると嬉しく存じます。
8.プロボノで参加することを検討している人に、アドバイスをお願いします。
あまり大ごとに考えずに、参画して頂けると嬉しく思います。
思いの外 短い時間で役に立てたり、自身が持っている何とも思わない知見が 思いの外 役に立ったりするのではないかと思います。
また、自分のようにコンサル会社にいるジュニアメンバーにとっては、エンドクライアントを近くに感じながら、そして、会話をしながら、設計・構築が出来る事は結構 嬉しいことかもしれません。